華凛の花言葉

花言葉とその由来など…

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2025/04/20 (Sun)

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一輪草（イチリンソウ）

2012/02/14 (Tue) あ

花言葉：追憶久遠の美

学名：Anemone nikoensis
属名の Anemone はギリシャ語の「anemos（風）」からきている。
種小名の nikoensis は「（栃木県の）日光の」という意味である。
日本固有種
長い柄を伸ばし、先に花径３、４センチの白い大きな花を
上向きに１輪ずつつけることから、一輪草の名がついた。

西洋の伝説では
大昔、星たちが空から花の咲き乱れる遥な地上の春の景色を眺めていた。
うっとりと見つめる星の一つが居眠りをして地上に落ちてしまった。
するとその星は地上に落ちた途端、輝いて１輪の花になった。
そのため今でも春になると、この純白の花は星空を見上げるように咲くという。

☆夜空から零れて落ちた一輪草
　　見上げる姿甘く切なく

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アーモンド

2012/02/13 (Mon) あ

花言葉：希望真心の愛

学名：Prunus dulcis
属名の Prunus は「plum（スモモ）」を意味する。
種小名の dulcis は「甘味のある」という意味。
和名は扁桃（ヘントウ）というが、あまり用いられていない。
扁桃腺（へんとうせん）は、このアーモンドに
形がよく似ていることから名付けられた。
種には苦扁桃種と甘扁桃種の二種類があり
苦扁桃種は咳止め薬の材料に、
甘扁桃種の粉はケーキなど食用に用いられる。
ギリシア神話では王女フィリスと青年デモフィーン（デモポオン）の
伝説がよく知られている。

☆華やかな春のワルツを奏でれば
　　アーモンドの花見事に咲いて

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海棠椿（ハイドゥン）

2012/02/12 (Sun) は

花言葉：理想の愛　謙遜

学名：Camellia amplexicaulis
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル（G. J. Kamell）さん」の名から。
マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の amplexicaulis は「茎を抱く」という意味。
ハイドゥンというのはベトナム語の Hi Duong の日本読み。
ベトナムではテト（旧正月）を祝う花として知られている。
和名　海棠椿（カイドウツバキ）
幻の名花と呼ばれ、1994年に日本の学術調査隊が再発見した。
海棠は美人の形容に使われる言葉。

☆美しく咲く幻の花ハイドゥン
　　うつむき加減ちょっとはにかみ

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御柳梅（ギョリュウバイ）

2012/02/11 (Sat) か

花言葉：蜜月華やいだ生活

学名：Leptospermum scoparium
属名の Leptospermum はギリシャ語の「leptos（細長い）＋spermum（種子）」から。
種小名の scoparium は「箒状の」という意味。
ニュージーランドの国花
名の由来は葉の形が御柳（ギョリュウ）に似て「梅」のような花を咲かせることから。
英名　ティーツリー（tea tree）
これはお茶の代わりに飲用したことからついた名。　
蜂蜜の蜜源ともなっている。

☆蜜蜂も香りに惹かれ飛び交えば
　　少女が笑う御柳梅咲き

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蕗の薹（フキノトウ）

2012/02/10 (Fri) は

花言葉：待望　愛嬌

学名：Petasites japonicus
属名の Petasites はギリシャ語の「petasos（つば広の帽子）」から。
葉が広く大きいことから名づけられた。
種小名の japonicus は「日本の」という意味。
蕗の薹（フキノトウ）は蕗（フキ）の蕾である。
別名　フキノシュウトメ(蕗の姑)
これは「麦と姑は踏むがよい」という諺から生まれたといわれている。
平安時代から野菜として栽培されてきている。
蕗を食用としたことが『和名抄』の中に
ハコベ(繁縷)やナズナ(菫菜)と共にフキ(蕗)として記されている。
またアキタフキ(秋田蕗)の元は、
樺太や北海道に自生していたオオフキ(大蕗)だともいわれおり、
アイヌのコロポックルもアイヌ語で「フキ(蕗)の下に住む人」の意。

☆若緑真白な雪をとかし来る
　　春の陽射しのホロ苦くあり

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木立ダリア（コダチダリア）

2012/02/09 (Thu) か

花言葉：乙女の真心　乙女の純潔

学名：Dahlia imperialis
「木立」と書くと普通は「キダチ」と読むが、
この場合は「コダチ」と読む。
別名　皇帝ダリア（コウテイダリア）
淡い紫色をした大輪の花（頭花）をつける。
ダリアの原種の１つ。
原産地はメキシコからコロンビア、ボリビアにかけてた地域。
16世紀にスペインが支配する以前の古い時代から栽培されていた。
またアステカ族にとっては、
食糧や家畜の飼料、特に薬草として重要な植物とされてきた。
ダリアを表す言葉にアステカでは
cocoxochitl（送水管、配水管）というものがあり、
これは泌尿器系の病気に用いたためともいわれている。

☆見上げれば木立ダリアの花の群れ
　　薄紫の風を起こせば

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木立ちアロエ（キダチアロエ）

2012/02/08 (Wed) か

花言葉：永遠（とわ）の健康万能　信頼

学名：Aloe arborescens
属名の Aloe はアラビア語の「alloeh（苦味のある）」から。
葉に苦い汁液があることから名づけられた。
種小名の arborescens は「小高木の」という意味。
別名　医者いらずの名で昔から知られている。
これは葉肉が民間薬として利用されることから。

☆赤々と燃える松明寒空に
　　掲げて咲かん木立アロエよ

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金花茶（キンカチャ）

2012/02/07 (Tue) か

花言葉：円満

学名：Camellia chrysantha
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル（G. J. Kamell）さん」の名から。
マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の chrysantha は「黄色の花の」という意味。
中国では「茶」は「椿」を意味する。
発見されたのは１９６５年のことである。
中国の天然記念物にも指定され、国外への持ち出しは禁止されてきた。
日本へ渡来したのは１９８０年である。
鮮やかな黄色い花を咲かせる。
一重咲きの中輪である。
長寿と財をもたらす幸福の花木といわれている。
また、その黄色は高貴な色とされ、
強運を呼び幸せをもたらす不思議な力があるとされている。
英名　ゴールデンカメリア（golden camellia）

☆幻の幸運の花近寄れば
　　仄かに香る春の喜び

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スノーランド

2012/02/06 (Mon) さ

花言葉：愛情

学名：Leucanthemum paludosum 'Snowland'
属名の Leucanthemum はギリシャ語の「leukos（白）＋anthemon（花）」からきており、「白い花」を意味する。
種小名の paludosum は「沼地に生える」という意味。
ほかにノースポール（North Pole）などの品種がある。
スノーランドは、中でも大輪で矮性の品種である。
自然に株は形良くドーム型になり、咲き終わった花を摘んでやると、
たくさん花を咲かせて長く楽しませてくれる。
マーガレットに似た清楚な花姿は冬の寄植えに
かかせない花となっている。

☆元気よく冬の日差しを浴びながら
　　スノーランドは清楚に咲いて

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水仙(スイセン）

2012/02/05 (Sun) さ

花言葉：うぬぼれ　自己愛

写真は日本水仙（ニホンズイセン）

学名：Narcissus tazetta var. chinensis
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名から。
種小名の tazetta は「小さいコーヒー茶碗」という意味。
副花冠の形を形容している。
変種名の chinensis は「中国の」という意味。
日本水仙（ニホンズイセン）は房咲き水仙（フサザキスイセン）の変種である。

ギリシャ神話に登場するNarcissus（ナルキッソス）は
池に映る自分の姿に恋をし、彼を慕う森の精エコーは届かない想いに悲嘆して
洞窟に閉じこもり、いつしか声だけになって消えてしまった。
女神ネメシスは哀れに思い、ナルキッソスを戒めるため水仙に姿を変えた
と云われている。
ナルシストはこのナルキッソスから。
また残響やこだまを意味するエコーもここからきている。

☆寒空も凛と見つめん水仙は
　　汚れを知らぬどこか気高く

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